バレンタイン・デイ
可愛い地球儀をもらいました。
市川昆監督が亡くなりました。
「犬神家の一族」リメイク版の次は、完全新作で石坂=金田一が見たい!と思っていたんですが、非常に残念です。
昨年から市川版金田一のマイ・ブームが起こっており、シリーズ全作を再見する日々が続いていたんですが・・・。
全てが傑作と言えるこのシリーズ中でも私が最も好きなのが、最終作である「病院坂の首縊りの家」です。
桜田淳子と西郷輝彦の兄妹を主役に据えて『首縊りの家』と呼ばれる法眼病院を舞台に奇怪な殺人が繰り返される作品ですが、劇中、アングリー・パイレーツというジャズ・バンドが登場し、桜田と西郷がそれぞれヴォーカルとドラムスを担当(ギターはピーター。自分のギターで叩き殺されちゃう役)。持ち歌にスタンダードの "It's Only a Paper Moon" があり、桜田が印象的に聴かせます。演奏自体は江草敬介カルテットと伏見哲夫(tp)。全編からジャズのサウンドが聴こえてくる金田一映画で、明らかにそれまでのシリーズとは違った香りが漂ってます。
草刈正雄が嬉々として金田一の助手的な役を演じていたり、とにかくキレやすい西郷のキャラなど、いろんな意味で見所の多い作品です。
市川昆監督のバタ臭く、モダンなセンスがよく出た傑作だと思います。
哀悼の意を表して、サントラ盤を聴きますか・・・
病院坂の首縊りの家 オリジナル・サウンドトラック 音楽:田辺信一
VOLCANO CPC8-3014 (1998)












